メディア情報
-
2003.03.15TV
読売テレビ系列「どっちの料理ショー」
放送日:平成13年3月15日(木) 司会は関口宏と三宅祐司 本日のメニュー
豚肉の生姜焼き VS 和風ハンバーグ豚肉の生姜焼きの特選素材として昔仕込本味醂が紹介されました! しょうが焼きはタレがないと作れません。 タレにコクと甘みを与える味醂・・・ 最高の味醂を見つけました!
(当社、昔仕込本味醂が紹介されました)飲んでおいしい伝統の味醂とは・・・ 関口班は超極上味醂を発見!
それは調味料の域を超えた名品と呼ばれています。その味醂の産地・・・愛知県蟹江町は水郷の里。
清らかな水に恵まれたこの地はその昔、酒造りで栄えました。いにしえのたたずまいを残す酒蔵 その名は甘強酒造。
屋号の通り、しっかりとした甘みを持った味醂が自慢です。味醂をそのまま飲んでいるのは、甘強酒造当主、山田幹夫さん うちの味醂はそのまま飲んでも美味しいですよ! お酒のうんと甘いのと考えてもらったほうがいいかもしれないですね。 うちは100年前の伝統的な方法を守り、大事にしたいと思ってます 甘強酒造は文久二年、1862年創業の老舗です。
かつてはお屠蘇として飲まれていた伝説の味醂の製法は創業以来変わりません。「これはうちに代々伝わる味醂の製造方法の虎の巻なんです」
いまでもこの虎の巻通りに味醂を作っているんです焼酎からやっているのは、うちだけだと思うよ 味醂の原料は焼酎、一般的には他から取り寄せた焼酎で味醂を作ります。
しかし仕事人は手間を惜しまず一から焼酎を作るのです。セイロにもみがらをしき、その上にまた自家製の酒粕をたっぷりのせます。
そのセイロを大きな釜の上に何段も重ねます。次に登場したのは、銅でつくった巨大な筒・・これはいったい? 「これはね、粕取り焼酎の蒸留器、せいろ式のものです」 「これを使ってるのは、うちぐらいじゃないかな」 まずは下から蒸気を送ります。
蒸気はせいろを通り、酒粕のアルコール分と旨みを吸収し筒の中に上昇します。筒の周りを水で冷やすことによって、中の蒸気は液体となるのです。
酒粕から生まれた伝統の粕取り焼酎がでてきました。普通の焼酎とは味も香りも次元が違うといいます。 いよいよ味醂の仕込みが始まりました。
巨大な樽の中に投げ込まれたのはもち米。
続いて、発酵を促す米麹(こうじ)。そして、粕取り焼酎です。
この3つをあわせたものをもろみといいます。ようやく仕込みが終わりました。 これを熟成されると、またまたいい香りになるんです。
大吟醸酒みたいな味醂が出来るのです。仕込みが終わると櫂入れと呼ばれる作業が始まりました。 かき混ぜることで空気を含ませ、発酵を助けるのです。
もろみと対話しながら櫂を入れ、これを毎日二ヶ月半続けます。充分発酵したところで、もろみを袋に入れ、大きな絞り機の中に並べます そこに5トンの重しをかけ、丸一日かけ、静かにゆっくり押していきます。 やがて、にじみでるように現れた味醂 しかしこの味醂、白く濁っています。 まだまだこれでは半人前なんです・・熟成させるんです。
熟成させるのに3年・・ふつう味醂の熟成は半年が相場・・それを3年寝かせるのです 伝統の味を守り続けることが老舗の宿命なのです。
そして、これが3年間の熟成を終えた樽。ふくよかな香りがあたりに立ち込めます。
すくえば、絞りたての白濁がうそのような琥珀色。うまい!よく出来てる。まろやかな味だね。 百年前と寸分もかわらぬ本味醂「昔仕込」極上の清酒に上品な甘みを加えた味わいです。 昔からの伝統を大事にしてやはり後世にまで残しておきたい味醂だね
特性タレ作り
豚の生姜焼き VS 和風ハンバーグ どっち?! 昔仕込本味醂が使用されました豚肉のしょうが焼きが僅差で勝ちました! 本日のメニュー!!
豚肉のしょうが焼き。